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?? 原文
翻译:不器
校对:すもも及小组其他成员
一丁倫敦
一公顷伦敦
明治後期の東京に、その一角だけ洋館が立ち並ぶ場所が生まれた。丸の内の陸軍練兵場の跡地に、三菱が1号館、2号館……と事務所を建てていったもので「一丁倫敦(いっちょうロンドン)」の呼び名がついた。まるで小さなロンドン。当時の人々の驚きが伝わってくる▼
明治后期,东京唯有一角洋房林立。在丸之内的陆*练兵场遗址上,1号馆、2号馆……三菱公司的办公楼逐一建立起来,因而享有“一公顷伦敦”的美名。这里宛如一个小伦敦,令时人惊叹。
大正期には、その近くの東京駅前にもビル群が現れ「一丁紐育(ニューヨーク)」と呼ばれた。「一万五百人の就業員を包容し、不夜の電燭(でんしょく)、不断の自動車……」とは、当時の新聞記者矢田挿雲(そううん)による丸の内の描写だ▼
大正时期,其附近的东京站周边高楼群立,因而被称为“一公顷纽约”。当时的报社记者矢田插云对这些高楼作出如下报道:“可容纳人在此办公。这里灯火通明,车流如织……”
以来、東京のオフィス街は戦争をはさみつつも拡大を続け、人々をのみ込んできた。それがコロナに伴うテレワークの広がりで変化を見せている。先日も広告大手の電通が汐留にある自社ビルを売却する方向と報じられた▼
自那以来,虽历经战争,但东京的办公街规模不断扩大,容纳了越来越多的人。而随着疫情期间居家办公者的增加,这一切开始发生改变。前不久,有报道称日本广告巨头电通集团正在考虑出售位于汐留的办公大楼。
電通の出社率は2割程度まで下がっている。売却後も同じビルを借り続けるものの、面積は半分ほどに減らすらしい。オフィス縮小の動きは多くの企業に広がっているようで、東京に限らず全国の都市部で空室率がじわじわと上がっている▼
到公司办公的电通员工占比已经下降至2成。电通将继续租用易主后的办公大楼,但租用的办公面积约减少一半。越来越多的企业着手缩小实体办公区面积。不仅限于东京,日本各大城市的办公楼空置率显著上升。
会社は「通う」のではなく、用があれば「立ち寄る」場所になってきたのかもしれない。居住人口が都市部から郊外に移るのをドーナツ化現象というが、いま起きているのは働く場のドーナツ化か▼
也许,大家将不再是“特意”前往公司上班,而是有需要时,“顺道”去一趟公司。居住人口从城市转移到郊区这一现象被称为逆城市化,现在正在发生的也许是办公场所的逆城市化。
取引先とのやりとりから社内会議、同僚との雑談まで自宅から行うさまは、いわば「一室丸の内」。手を抜かず、かといって働き過ぎないことが大事だが簡単ではない。自室が「不夜の電燭」になるのだけは、避けたいところだ。
如今,从与客户的商谈到公司内部会议,甚至是与同事的闲谈都在家里进行。家里可谓成了“小丸之内”。在不偷懒的情况下,居家办公切忌过度工作,而这却很难做到。笔者只愿家里不会灯火通明。
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